街中に戦闘服の自衛隊員が通勤?

アートギャラリー彩之和

2012年12月28日 18:16

人生も50を過ぎると、言っとかないといけない事をちゃんと言っとくべ

きだと思い、お店のブログ以外に個人のブログを立ち上げました。

お付き合いのほど、よろしくお願いします。



昨日、町内の回覧板で、次のような文書が回ってきました。

(クリックすると拡大します。)



お隣の町内のお友達に誘われて、説明会が公民館であるというので、

行ってみると、既に沢山の人が部屋いっぱいに集まっておられました。



際川の自衛隊の方が4~5人ほど来られていて、説明をされていました。

このことは、今年の夏から検討されていて、通知がこの年末になって

しまったとのことです。何だか、年末のどさくさに紛れて、やってしまお

うと計画されたとしか考えられません。


自衛隊近くの2学区の自治会長宛に回覧を依頼されたとのことですが、

実施が来週の1月1日からと、なんと急な話。

市役所の企画調整課には連絡がされているとのことですが、周辺の

自治会への周知も行き届かない中、プレス発表もなく、いつの間にや

ら街中に戦闘服の自衛隊員が通勤しているという光景に出くわすこと

になります。発表なんかしたら、住民の反発に会って、実施出来なく

なることを恐れたのでしょう。



災害時、真っ先に出動するはずの消防や、警察や、医師、看護婦

の方が、制服で通勤しているかと言えば、そんなことはありません。

災害等への緊急対応を名目に、戦闘服姿の隊員が日常的に見られ

る光景に慣れさせる為だとしか思えません。



二度と戦争はしないと誓い、軍隊は持たないとした日本国憲法に反し、

警察予備隊から成長してきた自衛隊は、今や軍隊としか思えません。

それなら憲法の方を実態に合わせようと、自民党は憲法改正を言って

います。「これって、逆じゃないか?」と思うのは、私だけでしょうか?

何のための憲法かと思います。今回の “戦闘服で通勤” の動きは、

明らかに選挙の結果に水を得たものだと、推測できます。



こうしてだんだんみんなの無関心のうちに、戦争の準備が始まって

いるのではないかとたいへん心配になります。説明会に参加された

方々は、こんなことには納得できないという意見が大半で、このまま実

施されれば、今後周辺住民として自衛隊には協力しないとして、中止

するように迫りました。自衛隊の担当者は、一人では判断出来ないと

して持ち帰るとのことでしたが、なし崩し的に実施されないよう、参加

者側から念を押されました。


自衛隊側がどのようにされるか、今後見守っていきたいと思います。










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